メイク術、その1
マスクでもメイクが崩れない対策法
マスクをするとき、その日のメイクはどうすればいいのか悩む人が多いと思います。
マスク着用時のムレや擦れによる化粧崩れって、本当に厄介ですよね?
いっそのことノーメイクでいきたいけど、マスクをつけてる時も外した時もキレイでいたい。
そんなみなさんのために、マスクメイクのポイントをいくつかご紹介します。
マスクでメイクが崩れる原因
1.摩擦
マスクと肌が擦れ合い、メイクが取れやすくなります。
鼻にかかるワイヤーの部分に、ファンデージョンがついたり、口紅がついたりした経験、誰しもがあると思います。
2.ムレ・湿気
マスクをすると内側が湿ってしまい、不快感を覚える人は多いはず。
ファンデーションのヨレ、小鼻周りの皮脂テカリにつながります。
3.外した時の乾燥
マスクを外した時に、内側にたまってた水分が蒸発するので、肌が乾燥してしまいます。
このときの乾燥で肌荒れを起こしてしまうことも。
マスクメイクのポイント
マスクメイクで大切なのは、崩れにくく健康的に見えること。
全体的に薄づきで崩れにくさを意識し、血色感を出す色を使ったりすると、健康的にみせることができます。
マスクをいつ外してもいいように、マスクの下まで気合を入れたいけど崩れたら台無し。
そんな状況でもキレイに自信を持てるメイク方法を伝授します。
ベースメイク
肌をカバーすることで、紫外線や肌の摩擦といった肌トラブルの原因となるものから守ることができます。
ベースメイクに使用するコスメを選ぶ際、肌に優しいものを選ぶようにしましょう。
化粧下地、パウダーファンデーション、もしくはフェイスパウダーで軽く仕上げると、化粧崩れしにくくなります。
顔の赤みが気になる場合は、その部分に薄くファンデーションか、コンシーラーを重ねます。
化粧下地は皮脂テカリ防止があるものを選ぶと、化粧モチがアップします。
人気なものだと
- キャンメイク
- プリマビスタ
のものなどがあります。
ぜひ人気な商品から試してみてはいかがでしょうか?
もし肌荒れが既にできてしまっているのであれば、ノーファンデで過ごすのが良いです。
その際マスク着用前の保湿を徹底すること、その上に肌にやさしい日焼け止めか化粧下地だけにすると、肌の負担を最小限にできます。
ノーファンデであっても恐れる必要はありません。
マスクしてるときだからこそ、自分の肌に合ったメイクを楽しみましょう。
眉&目元のメイク
マスクで口元を隠している分、目での印象が大事になります。
正しいアイメイクの仕方を覚えるだけで、顔全体にメリハリが出ます。
ナチュラルに、濃淡を出すようにしましょう。
そのためにはオレンジブラウン系のアイシャドウを使うのが良いです。
メインの色アイホール全体にぼかしを入れ、好きな部分に明るい色を足します。
マスクの湿気でまつげが下がりやすくなりますので、下地を使用するのをおススメします。
メイク崩れ防止のためにアイライナーの上にパウダーをのせ、マスカラはウォータープルーフが良いでしょう。
アイブロウも、ぼんやりしないように気を付けたいところ。
足りないところをペンシルで書き足した後、必要に応じて眉マスカラを足します。
仕上げにパウダーでふんわりとぼかすようにのせれば完成。
口元が隠れてしまうので、眉毛で印象チェンジしましょう。
チーク
マスクで顔の半分は隠れるからチークは必要ない、と思われるかもしれません。
ですがチークをつけるのとつけないのとでは、大きな差が見られます。
チークをつけることで、顔に立体感と血色感が出ます。
マスクをしていてもより健康的に、かわいらしくも見せることができます。
マスクメイク用のチークののせ方は、頬の高い位置、やや外側にのせます。
目のギリギリ下までガッツリのせちゃいましょう。
ぼかすのを忘れずに。
マスクから少し見えるようにするのがポイントです。
ハイライト
ハイライトをのせることで、くっきりと明るい顔に見せてくれます。
マスクをすると顔が暗くなる、と悩んでいる方必見です。
- 眉間
- おでこ
- 目じり横
- 鼻筋
- チーク
の上の部分にのせます。
顔全体が明るくなり、きつい顔を解消できます。
ツヤ肌メイクを手に入れちゃいましょう。
リップ
マスクを絶対外さないと確定しているのであれば唇にはリップクリームのみで大丈夫です。
ですが食事をしたり万が一の場合に備えて、マスクメイク用のリップを選びたいですね。
とはいえせっかく口紅を付けても、外した時に擦れて落ちていたり、マスクについているとテンション下がってしまいます。
色付きリップかリップティントが最も良い選択と言えます。
逆に柔らかいテクスチャのリップスティックや、グロスは避けた方が良いです。
リップティントの場合は唇にしっかり色が付き、より密着感があります。
色付きリップは、リップティントに比べると耐久性は劣ってしまいますが、唇への負担が少ないほうになります。
色を選ぶ際は血色が良く見える、赤やピンクがおススメです。
これらのリップを使えば、いつマスクを取る時が来ても怖くありません。
食事も、飲み物を飲むときもキレイでいられます。
こんなのもある!化粧崩れ防止ミスト
メイクの最後に顔に吹きかけることで、化粧崩れをいっきに防ぐことが出来るミストがあります。
ファンデーション、チークなどが肌に密着してくれます。
基本的に化粧水配合で、肌にやさしいものがほとんど。
夏場に大活躍します。
マスク着用前後のスキンケア
マスクメイクをする前には、当たり前ですが保湿をすること。
マスク着脱時に起きる蒸気の蒸発による、肌の乾燥を防ぐ役割があります。
ベタつきが気になる方は、冷水ミストを顔全体に浴び、ティッシュを被せて吸い取ります。
肌を冷やすことで毛穴が引き締まり、ヨレを防止することができます。
夜のスキンケアも欠かせません。
薄メイクだから、クレンジングはテキトーに済ませがちです。
その油断が、ニキビや毛穴汚れなどの肌トラブルの原因となるのです。
マスク着用中の蒸れと同時に、ヨレたファンデーションが乗った肌となれば、大きな負担になります。
丁寧なクレンジングはもちろん、夜の保湿ケアも忘れずに。
フェイスマスクなどで、週に1〜2回の特別ケアを行なうことも効果的です。
マスクの種類によっても変わる
マスクメイクにこだわる人の中では、マスクにこだわる人も多いのも事実です。
マスクにも色んな種類があります。
紙のもの、布で作られたもの、ウレタンマスクなんかもよく耳にする言葉ですね。
マスクの素材や鼻のワイヤーの有無など、マスクを選ぶ際さまざまな部分に着目する必要があります。
モデルさんなど普段からマスクメイクをしている人たちの間で人気なマスクが
「ピッタマスク」
ポリウレタン素材という柔らかい素材で、通気性もよく、密着性にも優れているという最強マスクです。
今使っているものが肌に合わないと感じたら、一度違うタイプのものを使用してみると、自分に合ったものがわかると思います。
いかがでしたか?
マスクメイクを維持する3原則はズバリ
- 「ヨレない」
- 「健康的に」
- 「肌にやさしく」
マスクをしなければならない昨今、メイクが今まで通りできないことで気分がのらないこともあると思います。
しかしマスクに合ったメイクをすることで、それも乗り越えられます。
健康にたのしく過ごせるように、日々のメイクも変えてみては?
ご購読ありがとうございました。