セルフリンパマッサージ完全ガイド|効果・症状別・部位別やり方を徹底解説
今回はセルフリンパマッサージ完全ガイドを徹底解説します。リンパの仕組み、5つの症状別効果、顔・腕・下半身の具体的なやり方を詳しく紹介します。
疲れが取れないあなたへ
ちゃんと寝たはずなのに、何だか疲れがとれない。ちゃんと休みたいけど時間が無い。そんな人におすすめの家で簡単に疲れが取れるリンパマッサージについてご紹介します。
この記事の内容
リンパとは?

リンパの基礎知識
リンパとは
まずリンパとはどう言うものなのでしょうか?リンパとはリンパ管を流れるリンパ液の事を指します。リンパ管は弁を持ち血管に沿って身体の中心に向かって走っています。リンパ管のところどころにはリンパ節が挟まっています。
リンパ節の役割
リンパ節はリンパ球を多数含んでおり、リンパ液から細菌などを濾過・貪食・除去をして浄化する、また免疫に関する物質を全身に送る場所となっています。リンパ液は毛細血管を通る血液から血漿成分が漏れ出た間質液を集めたもので、再び血液に戻されます。
リンパの2つの役割
役割1:免疫機能
リンパ節は病気の原因となる老廃物や細菌を濾過するフィルターになっており、有害な物質が全身に流れない様にしています。またリンパ球は身体の免疫機能に関わり、身体を守っています。
役割2:排泄機能
動脈を通って栄養や酸素が全身に届けられ、それらを燃焼しエネルギーにした後、静脈を通って老廃物を心臓に戻します。その時静脈が回収しきれなかった老廃物を、リンパ管が回収してリンパ液となります。リンパ管は鎖骨下静脈で合流し、心臓・腎臓・膀胱を通って外に排出されます。
マッサージでリンパを促進
リンパの流れは筋肉の運動や皮膚のマッサージによって促進されます。なので適度に身体を動かしたりマッサージをする事でリンパの流れは速くなり不要な物質が洗い流されますが、運動不足になったりするとリンパの流れが悪くなり不要な物質が蓄積して疲れへとつながります。
リンパマッサージの効果
4つの主な効果
効果1:むくみ改善
一番はむくみの改善です。むくみとは運動不足や不規則な生活、偏った食事などによって、リンパ管の流れが悪くなり体内に水分がたまる事です。マッサージでリンパ管を刺激する事で、水分や不要な物質を洗い流す事が出来ます。
効果2:血行促進
更に血行促進の効果もあります。リンパ管は血管に沿って分布しているので、リンパマッサージで皮膚から刺激を与える事で血管も刺激を受け血流が良くなります。血流が良くなり身体全体に血が巡ると冷えや肩こりが改善されます。
効果3:部分やせ・代謝アップ
むくみ改善・血行促進は部分やせや代謝アップ等ダイエットにもつながります。
効果4:免疫力アップ・疲労回復
また身体の不要な物質が流される事で免疫力アップ・疲労回復等の効果も期待されます。
症状・病気別の効果
5つの症状に効果あり
症状1:便秘
リンパには排泄機能があり、過剰な水分や老廃物などを体外へ排出します。またリンパマッサージのリズミカルでゆったりとした圧は、身体の緊張をほぐす役割もあります。それにより腸の動きが活発になり便秘解消へとつながります。更にマッサージの血行促進作用によっても排泄機能が促進されます。
症状2:肩こり・腰痛
肩こりや腰痛の原因は長時間の一定姿勢や無理のある姿勢など様々ですが、どれも共通して正しくない姿勢による筋肉の収縮・疲労物質蓄積がみられます。筋肉の収縮により血管が圧迫され疲労物質の排出が妨げられます。マッサージによりリンパの流れを促進する事で、その疲労物質の排出が促進されます。またマッサージにより身体の緊張がほどけ、身体の筋肉の血行が良くなります。
症状3:冷え性
冷え性は血行不良が慢性化する事で起こります。マッサージによりリンパの流れを促進する事で、血行も促進され冷え性が改善されます。
症状4:眼精疲労
PC等の映像画面の視聴時間が増え、日常的に目を酷使しています。目を酷使すると目の筋肉に疲れがたまり、それは肩こり等も引き起こします。目の周りのリンパを流し、更に首や肩も流す事で疲れはとれるでしょう!
症状5:抑うつなどの精神症状
ストレスがたまると自然と首や肩の筋肉が緊張し、血行が悪くなります。筋肉が過度に緊張すると身体を動かしたくても動かせない状態になり、更に血行が悪くなると言う悪循環へとつながります。この悪循環を断ち切る為にマッサージで血行を良くする事で、筋肉の緊張が解け身体が動かしやすくなります。身体を動かす事で心身ともにリフレッシュされ抑うつ状態の改善につながります。

部位別の具体的なやり方
リンパマッサージの基本
リンパマッサージは手やローラーなどの器具を使って皮膚からリンパ管を刺激する事で、その流れを促進し近くのリンパ節へ不要な物質を流します。リンパ節はいわゆる身体の中のゴミ箱です。つまりリンパの流れやリンパ節の場所をちゃんと理解すれば、誰でもリンパマッサージを行う事が出来ます。
部位1:顔〜肩のマッサージ
期待できる効果
主に小顔効果、肩こりや首のこりの改善が期待されます。リンパ節は主に耳の前後・顎の下・鎖骨のくぼみに存在します。鎖骨のリンパ節には全身のリンパ管が集まります。
手順
- まずは鎖骨あたりを肩から中央に向かってなでます。
- 次に耳を持って前後左右に引っ張るか回します。
- こめかみに指の腹を置きぐるぐる回して、耳から首へ流します。
- 手をグーにして顎の下に置き、そのまま鎖骨へ流します。
部位2:腕のマッサージ
期待できる効果
二の腕のたるみ解消が期待されます。リンパ節は主に肘の内側・脇の下に存在します。
手順
- まず右手を手の平を下にして胸の前に出し、左手で右手を手から肘までをなでます。
- 右手を裏返して、左手で同じように右手をなでます。
- 右肘の内側のくぼみに左の親指を置き、長めに3回ほど押します。
- 左手で右手の二の腕を3分の1ずつつかんで引っ張ります。
- 右の脇に左手を入れ、長めに3回ほど押します。
部位3:下半身のマッサージ
期待できる効果
ふくらはぎのむくみ改善、脚痩せ等の効果が期待されます。主にリンパ節は膝の裏・鼠径部にあります。
手順
- まず足の指を広げたり閉じたりを繰り返します。
- 次に手をグーにして第二関節を使って足の甲から足首の付け根まで流します。
- そしてそのまま足首の付け根をグリグリ押します。
- そのままふくらはぎから膝まで流します。
- 膝まで流したら、膝の裏を両手の親指で長めに3回ほど押します。
- そのあと手をグーにしてふとももの外側・内側を鼠径部まで流します。
- 最後に手の指を鼠径部に差し込みグリグリと押します。
リンパマッサージをする時の注意点
3つの注意点
注意点1:優しく行う
強く押したりもんだりせず、優しく行う事です。強すぎると逆にリンパ管がつぶされて流れが悪くなります。痛すぎない程度に刺激を加える事が大事です。
注意点2:乾燥した肌で行わない
乾燥した肌で行わない事です。乾燥した肌にマッサージをすると、摩擦で肌が荒れてしまいます。クリームやオイルを塗ってやりましょう。
注意点3:体調が悪い時・食後すぐは行わない
体調が悪い時や食後すぐには行わないと言う事です。体調が悪い時にリンパの流れが促進されると悪化してしまう恐れがあります。また食後すぐに行うと、消化器官に影響を与えてしまう恐れがあります。
まとめ
セルフリンパマッサージ完全ガイドまとめ
リンパの2つの役割
- 免疫機能:細菌・老廃物のフィルター・免疫物質を全身へ
- 排泄機能:静脈が回収しきれない老廃物を回収・排出
4つの主な効果
| 効果 | 内容 |
|---|---|
| むくみ改善 | 水分・不要物質を洗い流す |
| 血行促進 | 冷え・肩こり改善 |
| 部分やせ・代謝アップ | ダイエット効果 |
| 免疫力アップ・疲労回復 | 不要物質の排出促進 |
5つの症状別効果
- 便秘:排泄機能促進・腸の動き活発化
- 肩こり・腰痛:疲労物質の排出促進
- 冷え性:血行促進で改善
- 眼精疲労:目・首・肩のリンパを流す
- 抑うつ:血行改善→筋肉の緊張がほぐれる
部位別リンパ節の場所
| 部位 | リンパ節の場所 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| 顔〜肩 | 耳の前後・顎の下・鎖骨 | 小顔・肩こり改善 |
| 腕 | 肘の内側・脇の下 | 二の腕たるみ解消 |
| 下半身 | 膝の裏・鼠径部 | むくみ改善・脚やせ |
3つの注意点
- 優しく行う:強すぎるとリンパ管がつぶれる
- クリーム・オイル必須:乾燥肌は肌荒れの原因
- 体調不良時・食後すぐはNG:悪化・消化器官への影響
ここまでリンパマッサージについてその効果とやり方を解説してきました。すきま時間に自分自身で行えるので一度身につけてしまえば今後一生モノの美容健康法となります。継続は力なりと言いますから今から直ぐに始めてみて、毎日少しずつでも良いのでリンパマッサージを是非やってみて下さい。
ご購読ありがとうございました。
今回のお話「お家で簡単セルフボディケア、リンパマッサージ美容健康法で免疫力アップと疲労回復」の続き記事へ↓


