冬でも気になる頭皮のニオイ、ニオイのチェック方法から改善方法まで詳しく解説!
毎日しっかりとシャンプーしているのに気になる頭皮のニオイ、自分では確認しづらく判断しにくいデリケートなお悩み。
何だか脂っぽいニオイがしているかも…
もしかして周りの人にまで臭っているかも…
なんて不安になりますよね?
実は汗をかく夏だけではなく冬の方が意外とにおっているなんて事も。
この記事ではそんな自分では中々判断しづらい頭皮のニオイの原因・セルフチェック方法や改善方法など詳しくご紹介したいと思います。
【頭皮のニオイを確認するセルフチェック方法】
・指や清潔なタオルを頭皮に押し付けニオイを確認する方法
指やタオルに食べ物のニオイや他のニオイが付いていない事を確認し、指やタオルを頭皮に押し当ててニオイを確認する方法があります。
頭皮のニオイと言っても一か所だけ確認すると言うよりは、特に頭頂部・後頭部あたりのニオイが出やすいと言われている部分を中心的に何か所か確認するとよりニオイの判断が出来るでしょう。
それでも分かりづらい場合は一度石鹸で手を洗い石鹸のニオイを鼻で感じてからセルフチェックをするとより自分のニオイを感じることができます。
更に頭皮だけではなく耳の後ろからもニオイがしている事もあるので耳の裏のニオイも先ほどと同様に確認してみましょう。
・枕のニオイを確認する方法
一晩使った自分の枕のニオイを嗅ぐセルフチェックになります。
人間なので全く無臭の人はおらず枕カバーを洗濯せずにずっと使い続けている状態のものでセルフチェックするのではなく、一度綺麗に洗濯した状態で一晩寝てみてニオイの度合いをチェックしてみましょう!
その際に自分のニオイだと鼻が慣れてしまっている可能性が高いので、一度寝室から離れ外の空気などで鼻をリセットする等してから確認するとより判断しやすくなるでしょう。
・帽子でニオイを確認する方法
帽子をかぶり脱いだ時に帽子の中についているニオイを確認する方法です。
普段から帽子を被らないと言う方もセルフチェックのために一度家の中で被ってみる等して試してみましょう。
脱いだ瞬間に素早く帽子の中をにおうとモアッとしたニオイがする等の場合は頭皮のニオイが強い可能性が高いと言えるでしょう。
・ドライヤーの風で確認する方法
頭皮のニオイにだけに限らずニオイと言うのは大体が風に乗って他の人に伝わる事が多く、自分のニオイもドライヤーの風にのせてチェックする事が出来ます。
普段はドライヤーをする際、上から下に向かって乾かす事が多いと思いますが後ろや後頭部あたりから前に向かって風を送りその風のニオイを感じます。
その際に風に乗って頭皮臭を感じる場合には頭皮が臭っている可能性があります。
シャンプー直後でも自分の頭皮がにおっているのか確認したい場合にはシャンプー後にチェックし、一日の終わりにどれくらい頭皮が臭っているのか気になる場合はシャンプー前にチェックしてみると良いでしょう!
シャンプー後は髪についたシャンプーの香りで良い匂いがしている様に思いがちですが、意外と頭皮に関してはシャンプー後でも臭っているなんて事はよくあります。
一つの判断方法として試してみましょう。
【頭皮が臭くなる原因】
頭皮が臭ってしまう原因はズバリ菌と皮脂の過多です。
逆に言うと菌と皮脂の過多を抑えてあげる事で頭皮のニオイは治まってくるのです。
菌や皮脂が多くなる原因
・シャンプーが合っていない
頭皮のニオイやベタつきを解消しようと洗浄力の強いシャンプーを選びがちですが、実際は頭皮の皮脂を取り過ぎてしまい洗った直後はスッキリとした様に感じるのですが肌のバリア機能が脆くなりそれを補う為にどんどんと皮脂が過剰に分泌されてしまうのです。
皮脂が増えると皮脂は酸化し、そこに菌が合わさる事によって頭皮のニオイが発生してしまいます。
・シャンプーの仕方が間違っている
一生懸命シャンプーをして皮脂汚れてを落としても、洗い流しが不十分だと石鹸カスが残りそれを菌が食べさらに菌が繁殖してしまい頭皮が臭くなってしまいます。
・シャンプーをやり過ぎている
頭皮のニオイを気にし1日に2回シャンプーをされる方も多いと思いますが、実はこれも頭皮を臭くしてしまう原因なのです。
1日に2回もシャンプーをすると頭皮はどんどんと乾燥していきどんどんと皮脂を分泌してしまい、皮脂を減らすどころか皮脂を増やしてしまう結果になってしまいます。
・食べもの
揚げ物・お惣菜・加工食品・お砂糖がいっぱい入ったスイーツなどを頻繁に食べていると皮脂の分泌は過剰になって行きます。
・睡眠不足・ストレス
比較的男性に比べると女性の方が皮脂分泌量は少ないと言われていますが、ストレスや睡眠不足によってホルモンバランスが崩れてしまい男性ホルモンが優位になると皮脂分泌がふえてしまいます。
・紫外線
頭皮は身体の一番高い位置にあり毛で見えにくく気づきにくいですが、意外と紫外線を多く浴びてしまっています。
紫外線を浴びて日焼けしてしまった肌は乾燥を防ごうと皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
【頭皮のニオイ改善方法】
先ほどお話した様に、頭皮が臭くなる原因の
「皮脂・菌」
を抑えてあげる事で頭皮のニオイは改善していきます。
皮脂・菌を抑える方法をご紹介していきます。
・シャンプーの選び方
頭皮の皮脂を取り過ぎてしまう事は余計に皮脂を増やしてしまう結果になると先ほどお伝えしましたがではどんなシャンプーを選べば良いのか?
答えは頭皮に優しい成分のアミノ酸シャンプーです。
ですがアミノ酸シャンプーが良いという話はすでに聞いた事があって使ったこともあるが改善しなかった又は、さらにニオイが悪化したなんて方も実際いるのではないでしょうか。
アミノ酸シャンプーがいいと言っても実は落とし穴もあります。
頭皮には優しい成分で洗う事が第一前提なのですが、突然アミノ酸シャンプーに変え優しい成分になるという事は以前まで過剰分泌していた皮脂に対してアミノ酸シャンプーでは弱すぎて落としきれないと言う事になりますよね。
その落としきれなかった皮脂が日々積み重なっていくとニオイは改善どころか悪化してしまう可能性もあるのです。
そこで大切なのがアミノ酸シャンプー+低刺激な頭皮クレンジングです。
メイクで言うところの洗顔をする前に行うクレンジングの様なものです。
最近では頭皮用ではないクレンジングで洗うと良い等の情報もあるのですが、必ず頭皮用のクレンジングで洗いましょう!
・シャンプーの正しいやり方
まずはシャンプーをする前にお湯だけで一度頭を流しましょう!
これが意外と大切で事前にお湯で流す事によって7割8割はこれだけで汚れが落ちると言われています。
この工程を挟む事で、後でシャンプーをした時の泡立ちも良くなります。
お湯でしっかり流した後に頭皮クレンジングをしましょう!
頭皮クレンジングの際は優しく指の腹でマッサージをする様に馴染ませましょう。
そうすると頭皮の血行も良くなり薄毛にも効果が期待出来ます。
頭皮クレンジングが終わるとここでようやくシャンプーに入ります。
ここで爪を立てたり激しく洗うと頭皮トラブルの原因になりますので、爪を立てずに優しく揉むように洗いましょう。
シャンプーを流す際は、シャンプーを行った時間の倍ほどの時間をかけて丁寧に洗い残しの無いように流します。
ここまで丁寧に洗ったのに流し残しがあってはシャンプーカスが雑菌繁殖の原因となるので、しっかりと洗い流しましょう。
トリートメントは頭皮に付かない様に毛先にだけつけ、こちらもシャンプー同様しっかりと洗い流しましょう。
・お湯だけで洗う
冬だけではなく夏でも1日に2度のシャンプーをするのは頭皮を乾燥させてしまいます。
ニオイや皮脂を気にする方は、2回のうち1回はお湯だけで洗い流しましょう!
先ほどもお伝えした通りお湯で流すだけで汚れの7割〜8割は落ちると言われているので、お湯だけで洗う事をおススメします。
意外とこの1日2回のシャンプーによって皮脂過多と悪循環を招き頭皮のニオイを悪化させてしまっているパターンと言うのは多くあります。
ですが1日1回のシャンプーまでお湯だけ洗浄に変えてしまうと皮脂汚れが溜まっていってしまいますので1日1回はきちんとシャンプーなどを使って洗いましょう。
【まとめ】
私も実際に大量の汗をかいたと言う訳でも無いのに、フッとした時に何となく感じる頭皮のニオイに悩まされていた時期がありました。
頭という事もありどれくらいのニオイなのか、周りにもニオイがしてしまっているのではないかと不安な毎日でした。
ですがきちんとした原因・シャンプー選びや洗い方をする事によってあんなに気にしていた悩みが改善されました。
もちろん揚げ物や油ものなどを毎日食べ過ぎていては皮脂分泌はどんどん増えて行ってしまい頭皮だけではなく体臭や健康にも悪影響をおよぼしてしまいます。
外側からのケアに加え内側からのケアも心がけ健やかな頭皮を目指しましょう♪
ご購読ありがとうございました。
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