パンダ目やテカリから卒業、パーツ別お化粧崩れしにくいメーク法
- ベースメークで綺麗にカバーしたはずなのに直ぐに落ちた
- アイライナーがヨレてパンダ目になっていた
- 眉毛が無くなっていた
- 食後口紅が取れて血色感が悪くなった
等、お出かけ先で鏡を見て、1度はビックリした経験があるのではないでしょうか?
メーク落ちの原因は
- スキンケアがお肌になじんでいない
- メーキャップ料の量が多すぎた
- 摩擦、汗・皮脂の分泌量が多い
- お肌質に合わないメーキャップ料を使用している
と言った事が多くの原因です。
お化粧崩れを防ぐにはお化粧崩れの原因を知り、お肌質・パーツごとの特性にあったメークをしましょう。
それではお化粧崩れしにくいメーク方法を紹介しますね。
「メークの前に スキンケアを丁寧になじませましょう」
スキンケアがなじんでいないとベースメークがお肌にフィットせず、お化粧崩れの原因になります。
毎朝支度する時は慌ただしいと思いますが、少しの手間でお化粧持ちがアップするので時間を作る様にしましょう。
スキンケアを素早く丁寧になじませる方法をお伝えしますね。
スチーマーをつけると、お肌が保湿されて柔軟になるのであると便利ですよ。
先ず化粧水はコットンでつけましょう。
手でつけるよりも、速く・良くなじみます。
コットンは不要な角質を軽く除去してくれるので、お化粧ノリが良くなりお化粧持ちアップ効果も期待出来ます。
スチーマーをつけている方は精製水をコットン全体につけ、その上に化粧水をつけコットンをスチーマーで温めてからお肌に化粧水をつけましょう。
温かくしたコットンはお肌にのせると温かく気持ちよくて、お肌が柔らかくなりお化粧ノリが良くなります。
真夏で汗が出てしまう季節は、冷やした精製水をコットン全体につけ、その上に化粧水をつけてお肌にのせるとヒンヤリして気持ちが良いですよ。
毛穴もキュッと引き締まるので、お化粧持ちアップにも繋がります。
お顔に化粧水をなじませ終えたら、同じコットンを使用し首にも化粧水をなじませましょう。
首にも潤いを与える事で、お肌色が明るく見える効果も。
化粧水がなじんだら乳液・クリームをつけます。
乳液・クリームは額、両頬、鼻先、鼻下、顎先に適量を置きます。
指先に残った乳液・クリームは、手になじませてから首になじませます。
額、頬はクルクルと回しながら周りに広げ、広がったらこめかみへ向かって老廃物を流す様に伸ばしながらつけます。
目周りは額と両頬に乳液・クリームをつけるのと同時に優しくなじませましょう。
鼻先や鼻下にもしっかり乳液・クリームをなじませましょう。
なじんでいないと皮脂腺が多いパーツなので、お化粧崩れの原因になります。
顎先はクルクルと回しながら周りに乳液・クリームを広げ、広がったら両手の人差し指と中指を使いフェースラインを挟み、顎先から左右耳下まで引き上げながらつけます。
スキンケアの水分と油分が無くなった様な感じがしたら、上手くなじんでいます。
「ベースメーク」
ベースメークはパーツごとに特性が違うので、特性に合ったつけ方をしましょう。
■化粧下地・クリームファンデーション・リキッドファンデーションのつけ方
額、頬、鼻先、鼻下、顎先に置きます。
頬はカバーしたい部分なので、多めにつけます。
額、鼻先、鼻下、顎先は少なめにつけます。
ベースメーク料は適量を取り、頬へは全体の3分の2の量を。
額、鼻先、鼻下、顎先へは残りの3分の1の量の使用が、お化粧崩れしないベストな配分量です。
額、頬、顎先はクルクルと回しながら周りに伸ばした後、内側から外側に向かって引き上げる様につけましょう。
鼻周りは毛穴が多い部分なので、しっかりとなじませましょう。
小鼻のベースメークが崩れているとお化粧崩れしている印象になるので、小鼻周りも忘れずに。
口角周りもベースメークが落ちているとお化粧崩れしている印象になるので、口角周りのつけ忘れにも注意しましょう。
季節と肌質に合ったベースメーク料の使用は、お化粧崩れを防ぐ為に重要です。
夏場や脂性肌の方は油分が少なめのサラッとした感触のベースメークを。
冬場や乾燥肌の方は油分が多めのしっとりしたベースメークを使用する様にしましょう。
■お粉(ルースパウダー)のつけ方
お粉(ルースパウダー)はクリームファンデーションやリキッドファンデーションと併用する事で、お化粧崩れを防いでくれるので合わせて使用する事がおススメです。
お粉(ルースパウダー)を取ったら手やティッシュで少し払い、その後、パフ全体に馴染ませます。
瞼→Tゾーン→小鼻→鼻下→顎先→フェースラインの順で塗布します。
お粉を同じように再度パフにつけ、テカリやすい額→Tゾーン→小鼻の順につけます。
頬はツヤを出したい部分なので、2度つけしない方がお勧めです。
■パウダーファンデーションのつけ方
お化粧崩れを防ぐには化粧下地、クリームファンデーション、リキッドファンデーションと同様に塗る量に気をつけましょう。
1番カバーしたい頬はスポンジ2分の1程取り、内側から外側へ引き上げる様につけましょう。
額も頬同様カバーしたいと思いがちですが、皮脂腺が多いパーツなのでつけすぎは皮脂による化粧崩れの元です。
スポンジ2分の1程度、軽く取ったら内側から外側へ引き上げる様につけましょう。
鼻筋、鼻下、口周り、顎先はスポンジに残ったパウダーファンデーションをなじませる程度の量で大丈夫です。
小鼻周りや口角周りのような細かい部分はスポンジを折り曲げて上手につけましょう。
「チーク」
ブラシに取ったら手の甲やティッシュで少し払ってからつけます。
チークをつけ終えたらパウダーファンデーションをブラシにとり、手の甲やテッシュで払いチーク周りチークカラーの上に軽くつけましょう。
色持ちが良くなります。
パウダーファンデーションをブラシで上から重ねる事で、チークの色味がナチュラルに仕上がり湯上り美人の様な印象に。
チークもつけすぎは、化粧崩れの原因になるので注意しましょう。
「アイシャドー」
スキンケアでお肌の保湿と、ベースメークで化粧崩れしにくい様にお肌をサラサラに整えているので、崩れにくい状態になっています。
アイシャドーの持ちをより良くしたい場合は、クリームシャドー→パウダーシャドーの順番でつけると長持ちしやすいですよ。
「アイライナー」
ペンシルアイライナーは少し硬いので保湿クリームを少量取りペン先につけると、芯が柔らかくなり乾燥しやすい目元もスルっと伸びつけやすいですよ。
保湿クリームのつけすぎは上滑りして色味が出なかったり、お化粧崩れの原因になるので注意が必要です。
スキンケアやファンデーションの油分が残っているとパンダ目の原因になりやすいですが、なじんでいれば目の上部分だけでなく目の下にアイライナーをのせても滲みにくいですよ。
ペンシルアイライナーをつけた後リキットアイラーを重ねてつけると、目元も自然にハッキリしお化粧崩れも防げますよ。
「アイブロー」
眉毛は毛穴が多いパーツなので実はお化粧崩れしやすいです。
スキンケア、ベースメークがなじんでいる事を確認してからつけましょう。
スキンケア、ベースメークの油分が気になる方はお粉類で軽く押さえてから描きましょう。
まずアイブローペンシルで眉山から眉尻を描きます。
次にアイブローパウダー(アイシャドーのブラウン系も可)をチップに取ります。
アイブローパウダーを眉頭から眉山辺りにトントンとつけていきます。
更にチップにパウダーファンデーションを取りアイブローパウダーをぼかしながら重ねてつけると、色持ちも良くなりますしナチュラルな眉に仕上がりますよ。
「リップ」
リップの色持ちを良くする為には、先ずは唇が乾燥していない事。
日頃から保湿ケアをしましょう。
リップ持ちを良くするにはリップライナーと口紅の併用がおススメです。
リップライナーの方が口紅より崩れにくいので、食事後でも残りやすいですよ。
リップライナーをはっきり描きすぎてしまうとアウトラインだけくっきりと残ってしまうので、リップライナーをつけたら指先やリップブラシでぼかしましょう。
リップラインを口紅の下地として塗るのもおススメです。
口紅が取れてもベースに塗ったリップラインがほんのり残るので、リップの血色感が保てます。
「最後に」
忙しい朝はなかなかメークに時間をかけられないと思います。
しかし時短メークをして、綺麗に見えなかったり、お化粧崩れをしていてはもったいないです。
毎日少しずつで良いのでメークにかけられる時間を増やしていき、自分と向き合う時間を大切にしましょう。
美しくいたいという気持ちと自分の事が好きと言う気持ちが育まれていきますよ。
ご購読ありがとうございました。
今回のお話「パンダ目やテカリから卒業、パーツ別お化粧崩れしにくいメーク法」の続き記事へ↓