スキンケア、その1
乾燥肌の手入れ方法
乾燥肌の特徴
1月に入って寒さが増してきて乾燥が酷くなってきた今日この頃です。
みなさんも乾燥肌に悩まれている方は少なくないのではないでしょうか?
そこで乾燥肌に負けないうるうる肌を作るためにはどうすればいいのか?
その解決策をお教えしたいと思います。
まず乾燥肌とは何か?ですが、乾燥肌とは水分も油分もお肌に足りていない、かさつきが気になるお肌のタイプです。
加齢とともに乾燥肌で悩む方は多くなっていきます。
肌の水分量は年齢と共に減少していきます。
それに続き40代以降になると皮脂量も急激に減少していきます。
40代以降の肌は皮脂腺が小さい為毛穴はほとんど目立たないのですが、きめ細かい肌をしており肌は乾燥しやすいです。
お肌のバリア機能も低下しがちな為、注意が必要となってきます。
乾燥肌の方が特に乾燥を感じやすいところは、おでこ・目の周り・口周りが多いです。
乾燥肌を放置してしまうと、くすみ・小じわの原因になってしまいます。
また大人ニキビもお肌の乾燥からなるものもあるので、乾燥肌の方は注意していきましょう。
乾燥肌の方のくすみは乾燥でキメが乱れ、肌の表面で凹凸ができ光が乱反射することで透明感やつや感がなくなってきます。
小じわに関しては肌表面のしなやかさが失われていくと、表面に浅いしわができてきます。
乾燥肌の方のお手入れのポイントとして、油分も水分も足りていない状態なので、どちらもバランスよく補給をすることが求められます。
化粧水から乳液まで、ちゃんと使ってあげる必要があります。
乾燥肌の方が特に乾燥を感じやすい季節は冬です。
冬の寒く乾燥した風が吹きやすい気候により、乾燥によるしわや肌荒れが気になってくることがあります。
また乾燥肌の方は秋から少しずつ乾燥してくるので、秋からの対策を心掛けましょう。
そして春は、花粉や黄砂といったものが飛んでいるので、バリア機能が低い乾燥肌の方は注意しておきましょう。
バリア機能のある基礎化粧品を使ったり、保湿をしっかりしたりしておきましょう。
皮膚の潤いの仕組み
一般的に皮膚のうるおいというのは、皮脂・NMF(天然保湿因子)・細胞間脂質という3つの保湿因子によって保たれています。
乾燥肌の方の主なお手入れの仕方を次に紹介していきます。
@洗浄力の優しいクレンジングや、洗顔料に切り替える
クレンジングはオイルやシートよりもクリームタイプのものを使用すると、うるおいがオイルやシートより保てます。
最近ではバームというものも増えているので、バームも洗浄力が強くうるおいを保てます。
また洗顔料は、スクワラン・ホホバオイル・ワセリン・セラミドといった水分を挟み込んだり、ふたをしたりしてくれる成分が入っているものを使うとうるおいが上がります。
その中で洗顔中にゴシゴシこすると、肌の各層が傷つき水分が逃げやすい状態を作ってしまいます。
洗顔はネットで泡立てて優しく洗いましょう。
洗顔をする際は、丁寧に隅々まで時間をかけてしていきましょう。
そうすることで保湿が顔全体に行き渡り、混合肌になってしまうことを防ぎます。
A保湿成分が多く配合された化粧品を使う
上記で言ったような成分が入っている化粧品も使うと、マスクや風で乾燥してしまいやすい肌を乾燥しにくくしてくれ、うるおいを保ってくれます。
またメイクの上からシュッとする化粧水を使うと、うるおいが長く保てると共にマスクに化粧が付かなくなり一石二鳥です。
また今の時代ではつや肌が流行っているので、メイクの上からかける化粧水をかけることでつや肌を作ることができます。
B乳液・クリーム・オイルなどでうるおいを閉じ込める
この3つは基礎化粧品の中でも
「うるおいをキープする」
役割を果たします。
しかしたっぷりつければいいというものではなく、あくまでも水分と油分をバランスよく補給していかなければならないので、適量を使うようにしましょう。
C集中ケアアイテムを使う
乾燥肌の方は週1回程度で、お肌にご褒美をあげましょう。
密閉効果の高いシートマスクやパックを使うといいでしょう。
お肌の悩みに合わせて美容液を導入するのもいいでしょう。
シートマスクやパックを使用する際は、シートマスクやパックの表面に書いてある使用時間を守ってください。
長くパックを乗せてしまうと、シートがお肌のうるおいを奪ってしまうので注意が必要です。
肌の保湿力上げるには?
乾燥肌の方にくすみや小じわができてしまった場合は、主なお手入れと同じで十分な保湿が求められます。
またくすみに効く成分は、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・アミノ酸などが効きやすいです。
また小じわの場合は、肌表面が硬い場合には、各層ケアをしてから保湿すると良いと言われています。
効果的な成分としては、グリセリン・アミノ酸・セラミドなどの保湿剤やエモリエント効果
(皮膚からの水分蒸散を防止し、うるおいを保持し、皮膚を柔軟にするという皮膚生理作用のこと)
のあるスクワラン・ワセリンなどの油性成分が有効です。
また紫外線によるダメージも乾燥肌の原因と言われています。
紫外線は日焼けをするだけでなく、肌のバリア機能を低下させることで乾燥に繋がります。
日焼け止めは、1年を通して使用することをおすすめします。
日焼け止めはなにがいいの?
と思う方がいらっしゃると思います。
常にSPF50のものを使用していると、肌の劣化が早くなってしまいます。
なので紫外線量が多い夏以外の春や秋はSPF25〜30のものを、冬はSPF10〜20のものを化粧下地の前に塗っておくといいでしょう。
そして冬は湿度が低下してしまいます。
更に部屋の中でも暖房を効かせていたりするので、乾燥肌の方には大敵です。
スキンケアをする際に、スチームなどの機械を使用することで保湿力がアップします。
プラスで朝洗顔をする際は、水洗顔を行いいつも通りのスキンケアをして、日焼け止めをするといいでしょう。
何も化粧をしない日でも、日焼け止めとスキンケアを行うことを忘れずにしましょう。
美肌を保つための食生活
乾燥肌になる原因は食生活にもあります。
お肌は身体の内側から作用していきますので、食生活は大変気を遣っていかなければならないと思います。
1日3食偏らずにバランスの良い食事をとることはもちろんのことながら、肌構成の素となるたんぱく質を取ることで、健康的な肌を作ることができます。
またたんぱく質の中には肌の弾力を保つコラーゲンも含まれている為、お肌を健康に保つためには欠かせない栄養素となってきます。
他にはレバーや緑黄色野菜といったビタミンA
(肌や粘膜に潤いを与え、更にターンオーバーのサイクルを整える働きがある)
豚レバー、納豆などのビタミンB2
鶏むね肉、マグロなどのビタミンB6
あさり、牡蠣といったビタミンB12
(肌のターンオーバーを整え、肌荒れを防ぐ)
柑橘類、いちご、キウイなどに入っているビタミンC
(肌の弾力を保つコラーゲンの生成を促す)
豆乳、アボカドなどに含まれている亜鉛
(肌のターンオーバーを維持する)
といった栄養素が欠かせません。
これ以外にも多くの栄養素が肌を作るために必要な栄養素となってきます。
栄養素を効率よく取っていく為には、スープや鍋で多くの野菜やたんぱく質を取りましょう!
また健康に重きを置き、適度な運動睡眠を取りましょう!
また乾燥肌にならないように、今から対策を取るのもいい行動であると思います。
ご購読ありがとうございました。