ニキビが出来る原因を顔の各部位ごとに詳しく解説!

ニキビが出来る原因を顔の各部位ごとに詳しく解説!


 

【はじめに】

 

皆さんは、何故ここにニキビができるのかと疑問に思った経験はありませんか?

 

いつも同じ場所にできるという意見も、よく耳にします。
その疑問を解消すべく、ペンを手に取りました。

 

これで予防もできたら、嬉しいですよね。
それでは、ご覧ください。

 

 

【顎】

 

顎は、物理的刺激を受けやすい場所です。
マフラーやマスクはもちろん、手が多く触れるため清潔さを保てません。

 

対策は、なんといっても洗顔。
朝・晩の計2回の洗顔は必須です。

 

かといってゴシゴシ洗うのはNG。
泡立てネットでレモン1個分泡立て、顔に手を押しつけず優しく洗います。

 

その後は、しっかり保湿してあげてくださいね。
それでも治らない場合は、ホルモンバランスに不調があるかも。

 

ストレスなどから乱れたホルモンによって、過剰に皮脂を分泌してしまいます。
その皮脂が毛穴詰まりを起こして、ニキビができるのです。

 

疲れによるストレスなら、ホルモンバランスを整えるために良質な睡眠をとりましょう。

 

【鼻の下】

 

消化器系の不調が考えられます。
炭水化物を胃で消化すると、糖分に変わります。

 

その糖分は、さらに分解されて皮脂に変わります。
過剰に皮脂ができると、毛穴詰まりを起こすのです。

 

ケーキなどの甘いものも、糖分がたくさん含まれているので注意。

 

また、揚げ物などの脂っこいものは中性脂肪が増加し、これもまた過剰な皮脂を作り出します。
適度な食生活を心がけましょう。

 

【右頬のフェイスライン】

 

リンパの滞りが顕著に表れるのが、ここ。
リンパ管とは、血管が回収しきれなかった老廃物や余分な水分を回収する役割を持っています。

 

長時間同じ体勢でいたり、筋肉を使わないでいるとリンパの流れが滞ってしまいます。
そのため、老廃物が体の外に排出されにくくなり、発生しまうのです。

 

対処法は、リンパマッサージがオススメ。
ただし、ニキビに触れてしまうと物理的刺激で、長期化させたり悪化のリスクがあるので要注意。

 

首から鎖骨下にリンパを流すことに重きを置いて、様々な方法でリンパマッサージを試みてくださいね。

 


 

 

【左頬のフェイスライン】

 

原因は、主に3つあります。
冷え、肩こり、ホルモン系の乱れです。

 

冷えは、肌にとって天敵。
胃や腸といった内臓に影響を与えるだけでなく、肌表面も冷えると働きが衰えて発生してしまう傾向があります。

 

肌は新陳代謝で、毎日少しずつ入れ替わっています。
肌が冷えてしまうと新陳代謝が活発に行われなくなります。

 

すると、角質が正しく剥がれ落ちずに出口が肥厚してしまうのです。
そして体温調整が弱まることで、炎症または化膿ニキビに発展しやすくなります。

 

他にも、肩こりやホルモン系の乱れも考えられるので、ご自身に当てはまる要因を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

 

【右の鼻横】

 

腸内環境が関わっているのかも。
例えば、便秘気味のときに発生した経験はありませんか?

 

これは、腸内環境の悪化が影響していることのあらわれです。
3日以上排便がない状態や、毎日排便があっても残便感がある状態を便秘と言いますが、これに当てはまれば、原因はそれかもしれません。

 

そのとき腸内で起こっているのは、悪玉菌の腐敗物質の発生です。
腐敗物質は腸壁から体の中に吸収されて、血液を介して全身を巡ります。

 

汗や皮脂と一緒に体外に排出されますが、それと同時に肌に刺激を与えてしまうのです。
これが原因。

 

腸内環境を整えるためには、善玉菌を増やす食材をとるのもOK。
しかし、食生活が偏ると腸内は乱れたままです。

 

そのため寝起きにコップ一杯の水を飲んだり、

 

「腸活マッサージ」

 

を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

【左の鼻横】

 

睡眠不足が影響しているかも。
眠っている間に分泌される成長ホルモンで、肌のターンオーバーが促されますが、これが滞ると肌が荒れてしまうのです。

 

もし慢性的な睡眠不足が当てはまるのであれば、ターンオーバーだけに留まりません。
睡眠が取れないストレスから交感神経が優位になり、男性ホルモンが大量に分泌されてしまいます。

 

すると、肌バリア機能が破綻し皮脂分泌量が増加するため、発症してしまうんです。
睡眠時間は、美容にとって大事な要素です。

 

成長ホルモンが分泌されるといわれるゴールデンタイムの10時〜午前2時は、しっかり押さえておきたいものです。
寝つけない日が続くようであれば、適度な運動や朝日を浴びるなどをして体内時計をリセットするのも良いかもしれませんね。

 

【鼻】

 

血液の汚れや代謝不良が考えられます。
血液が汚れてドロドロしている状態だと、必要な酸素や栄養素が細胞に届きづらくなります。

 

それにより細胞の入れ替わりをするターンオーバーが遅くなり、角層細胞が剥がれ落ちずに肌に蓄積されます。
それが毛穴を詰まらせ、菌が増殖し、ニキビが発生してしまうのです。

 

ただちに血液の汚れを改善しましょう。
例えば、栄養バランスのとれた食生活を送ること、適度な運動やストレッチをすること、ストレスや疲れを溜めないこと、などがあります。

 

取り入れられそうなものから、ぜひ試してみてくださいね。

 

 

【眉間】

 

悩み事といった精神の乱れやアルコール、添加物過多の傾向が考えられます。
しかし適度なアルコール摂取に関しては、決して悪いとはいえません。

 

嗜む程度であれば、血行は促進しますし、ストレス発散というのも体の健康には欠かせない方もいますよね。
ただ、飲みすぎには注意です。

 

過剰にアルコールを摂取すると、血行促進により炎症を起こしていたニキビが悪化してしまいます。

 

また肝機能に影響し、血液中の毒素を分解する機能が低下してしまうため、身体はもちろん肌にも悪影響なのです。
発症を誘引する糖分や脂質も必然的に取りすぎてしまうので、ほどほどに飲みましょう。

 

【右のこめかみ】

 

肺の不調や喫煙が原因かもしれません。
喫煙は、毛細血管を収縮させて血行不良を招きます。

 

それにより血液によって届く栄養素も停滞してしまうので、肌の再生機能も低下してしまうのです。
煙に含まれる一酸化炭素も、血液中を酸欠状態にしてしまうことから、同じように栄養が行き届かなくなってしまうのですよ。

 

かといって禁煙をすることにより、ストレスから発症することもあるかもしれません。
その場合は、タバコの本数を少しずつ減らしていき適度な運動を取り入れていくことで、ストレスを軽減させていくのも良いのではないでしょうか。

 

【左のこめかみ】

 

喉などの呼吸器系の不調が考えられます。
特に喘息持ちの方にとって、ニキビができやすい場所といえます。

 


 

 

【額】

 

代謝不良、肝臓・腎臓の疲労、ストレス等が原因として挙げられます。
最近、だるさや朝が辛いことはありませんか?

 

それはもしかしたら、肝臓・腎臓の疲労が影響しているかもしれません。
肝臓は体の解毒をしてくれるものですが、肝臓が弱っていることで解毒ができず、老廃物が溜まってしまうのです。

 

この老廃物によって肌に打撃が加わり、発症してしまいます。
老廃物を溜め込まないよう、魚や大豆・ささみなど肝臓に良い食材を取り入れましょう。

 

だるさに加えてむくみも気になるのであれば、腎臓が疲労しているのかもしれません。
果物やゴマ・野菜を積極的に取り入れましょう。

 

【髪の毛の生え際】

 

血行不良・肩、首こりが原因かも。
血液循環は、ニキビを抑制するためにも意識してほしいポイントです。

 

肩や首の筋肉が硬直することを、いわゆる

 

「コリ」

 

といいますよね。
これによって血管が圧迫され、血行不良をもたらします。

 

血液循環は酸素や栄養だけではなく、老廃物も運搬してくれるのです。
その老廃物が上手く処理できないことでニキビを誘発してしまいますので、いくらスキンケアやビタミン接種に気をつけていても、改善には至れません。

 

ずっと同じ姿勢でいることや運動不足を避け、身体に負担の無い生活を心がけましょう。

 

【まとめ】

 

いかがでしたでしょうか。
顔のどの部分に発症したかによって、原因が異なるのです。

 

ニキビは体が不調を感じているサインなので、それだけを直接ケアするのではなく、根本的なところを対処してみるのも良いかもしれません。

 

ただし原因は未だ諸説あり、断定はできません。
参考にしていただけたら幸いです。

 

ご購読ありがとうございました。

 

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