化粧水、美容液、乳液などのスキンケア法とスキンケアの正しい順番
今更聞けない!スキンケアの順番とは
お肌を守るために欠かせないスキンケア。
コロナ禍になってからは、マスク着用やリモートワークが格段に増えましたね。
そんな慣れない生活の中で、お肌が荒れがちになっていませんか?
- 「今更、スキンケアの順番を知らないなんて、恥ずかしくて言えない」
- 「いつも適当に使っているけど、本当にこれで合ってる?」
という方。
スキンケアには色々な方法があります。
ここでは一般的なスキンケア方法と一緒に、スキンケアの順番についておさらいしてみましょう!
朝のスキンケア
@洗顔
しっかり泡立てた洗顔料で、優しく顔を洗います。
熱いお湯や冷たい水で目を覚ましたい方もいるかもしれませんが、お肌の事を考えると、温度はぬるま湯が最適。
乾燥がヒドイ場合や、アトピーなどで敏感になっている場合は、洗顔料を使わず、ぬるま湯で洗い流すだけでもOK。
洗顔後の肌は、水分が蒸発しやすく、乾燥しやすい状態になるので、すぐにスキンケアをして、肌の水分を逃がさない様にして下さいね。
どうしても忙しい朝は、拭き取り化粧水で代用するのもアリです。
A化粧水
洗顔の後は化粧水でたっぷり水分を補給してあげましょう。
化粧水は手に直接出して塗る方法と、コットンに含ませて塗る方法がありますが、ご自身の好みでどちらでも大丈夫。
ただ、どちらの方法を選んでも、強い力で擦ることはしないで下さい!
また、季節にもよりますが、朝の化粧水はさっぱりしたものを選ぶと良いでしょう。
とろみのある化粧水をたっぷりのせてしまうと、メイクが崩れやすくなってしまいます。
乾燥が心配なら、化粧水を染み込ませたティッシュやコットンを使用して、パックをするのもアリ。
時間はかかりますが、保湿力が高まります。
B美容液
化粧水で肌を整えた後は、美容液を使います。
手やコットンにとった美容液を、じっくり肌に浸透させましょう。
日中に使う美容液は、柑橘系の成分が入っていないか要チェック!
柑橘系の成分が入っている美容液を使うと、肌が太陽光に当たった時、火傷してしまいます。
絶対に使わないで下さいね。
日中美容液と書いてあるものを使うか、不安があればメーカーに日中使用しても良いか、問い合わせてみて下さい。
C乳液
アイテムによりますが、乳液は手でつける事が一般的。
コットンを推奨されているアイテムもありますので、その場合はコットンを使用しましょう。
また、乳液は乾燥が特に気にならないタイプの肌、もしくは皮脂でメイクがドロドロしてしまうタイプの肌の場合、使うことで崩れやすくなってしまう事もあります。
その場合は乳液を塗らず、この後のクリームを保湿力の高いものに変える等して対応しましょう。
Dフェイスクリーム
メイク崩れが心配な場合は、軽めのクリームやジェルクリームが吉。
「保湿力が心配だから、重めのしっかりしたクリームを塗りたい…でもメイクも崩したくない!」
そんな場合は、塗った後にスポンジで叩き込むと、崩れにくくなります。
使ったスポンジはそのままファンデーションを塗るのに使うと、ファンデーションの肌なじみが良くなるので一石二鳥!
リモートワークなどで外に出る用事があまりない場合は、ここで日焼け止め効果のあるデイクリームを塗るという選択肢も。
屋内にいても、窓から射し込む太陽光で紫外線を浴びてしまうので、外出するかどうかに関わらず、日焼け止めは塗った方が良いアイテム。
デイクリームは肌に負担をかけずに日焼けを防止できるので、最適ですね!
ただし、デイクリームはSPF値が低めな事があります。
お出掛けする時にはこのデイクリームの後にも、日焼け止めを塗って下さいね。
夜のスキンケア
@クレンジング
メイクや日焼け止めを落とす為に必須であるクレンジング。
クレンジングには、オイルタイプ、ミルクタイプなど様々な形状があります。
しっかりメイクする方は洗浄力が強めのオイルタイプがおすすめ。
逆に軽いメイクの方は、オイルタイプでは洗浄力が強すぎて肌負担が重くなってしまう為、ミルクタイプが良いでしょう。
クレンジングした後に肌の乾燥が気になる場合は、洗浄力が強すぎるかも。
洗浄力が強すぎると肌のバリア機能を壊してしまうことにも繋がるので、なるべく潤いの残りやすいものを選んでくださいね。
A洗顔
基本は朝と同じく、泡立てた洗顔料とぬるま湯で優しく洗い流します。
クレンジングにはダブル洗顔不要のアイテムもあります。
その場合は洗顔料を使わなくてもOK。
ただし、ダブル洗顔不要と書いてあっても、洗い方によってはクレンジングが肌に残ってしまう事もあります。
クレンジングが肌に残っていると、スキンケアが上手く浸透しないばかりか、ニキビや肌荒れなど、肌トラブルの原因になりかねません。
きちんと落とせているか不安な方は、洗顔もあわせて行うと安心です。
Bブースター
洗顔のあとは化粧水?
いいえ、化粧水の前に、ブースターを使いましょう!
ブースターという単語に聞き馴染みのない方も多いかと思いますが、ブースターとは、導入液の事。
導入化粧水、オイル美容液などが該当します。
無印良品の導入化粧水などがSNSで話題になった事もあり、使っている方もいるかもしれません。
夜のスキンケアは、保湿に重点を置きます。
沢山アイテムを重ねていくので、どれだけ肌へ浸透させるかが鍵。
この後に使う美容液などの効果を最大限に発揮させる為にも、ブースターを効果的に使って行きましょう。
ちなみに、オイル美容液をブースターとして使った場合は、化粧水よりも保湿力が高まります。
夜のスキンケアにはぴったりですね。
C化粧水
朝と同じアイテムでも構いませんが、夜は保湿力の高い化粧水を思う存分使えるチャンス。
自分の肌に合わせて、しっかり潤うものを使いましょう。
「でも、私は油分が多いから、化粧水を使ったらベタつかないかな?」
と言う脂性肌の方でも、夜は化粧水を使用する事をおすすめします。
脂性肌の方の肌が油分多めなのは、水分量が少ないから。
お肌の水分が少ない為に、肌が一生懸命油分で補おうとしている可能性もあります。
化粧水を上手く使い、バランスを整えてあげる事が必要。
もしどうしてもベタつきが気になる場合は、化粧水をつけたあとに軽くティッシュオフしてあげましょう。
これだけでもベタつきが改善される筈です。
D美容液
夜に使う美容液は、肌悩みに合わせて成分にこだわってみてください。
肌悩みが沢山ある場合は、それぞれに特化したものを数種類使うのも手。
例えば、シミもシワも気になる場合は、美白有効成分の入った美容液をシミの部分に、保湿力が高い美容液をシワの部分に使うのも、もちろんあり。
美容液は高くてなかなか手が出せない…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、用途別に美容液を使用すれば、1回に使う分は少ない量で済むので、結果的に長持ちします。
効果もハッキリ分かるので、お肌悩みがある方は一度欲しい美容液を揃えてみても良いかもしれません。
E乳液
「化粧水をつけた後は直ぐに乳液を…」
ちょっと待って下さい!
化粧水をつけて、すぐに乳液はNG。
つけたての肌には、まだ水分が浸透しきっていないからです。
具体的には1分ほど待ってから、乳液をつけるようにしてくださいね。
夜に使う乳液は、出来れば化粧水やクリームと同じブランドのライン使いがおすすめ。
もちろん、別々の組み合わせでも構いませんが、ライン使いする事で、より高い効果が得られる事があります。
Fアイクリーム
夜のスキンケアでは、是非アイクリームを取り入れてみましょう。
もちろん朝のスキンケアで使用しても構いませんが、アイメイクする場合は、日中崩れる可能性があります。
その点、夜は何も気にせずしっかりアイクリームを塗れます。
目元の皮膚は薄い為、敏感で乾燥しがち。
そして、目はよく動くので、シワが出来やすい場所でもあります。
乾燥からくるちりめんジワを防ぐためにも、目周り専用のアイクリームでしっかり保護しましょう。
Gフェイスクリーム
夜のスキンケアで使うフェイスクリームは、とにかく保湿力が高いものを選びましょう!
今までたくさんお肌に浸透させた優秀な成分は、乾燥で逃げて行ってしまいます。
しっかり蓋をして、寝ている間の乾燥を防ぐ事が、フェイスクリームの一番の役割。
特におすすめなのは、馬油(ソンバーユ)です。
古くから薬として使用されてきた歴史を持つ馬油。
現在では、馬油に含まれている成分が人間の皮脂成分に近く、肌の乾燥を防ぐのに適していると判明しています。
多くのブランドが馬油を使ったアイテムを出しているので、気になる方は是非チェックしてみて下さい。
注意して欲しいのは、アイテムによって馬油独特の香りがある事。
香りが強いものもありますので、テスターがある場合は香りが自分に合うかどうか確認してみて下さいね。
夜のスキンケアは以上です。
さいごに
いかがでしたか?
「毎日こんなにやるの?」
とうんざりしてしまう方も多いかもしれません。
確かに、お仕事で疲れて帰ってきて、すぐにでも寝たいのに、こんなにたくさんのスキンケアを丁寧に…
と言うのは難しいですよね。
まずは出来る範囲だけでOK。
手を抜く日があってもOKです。
化粧水とフェイスクリームのみと言う2ステップ、もしくはオールインワンクリームを使って1ステップで済ませてしまう日があっても、大丈夫。
スキンケアはあくまでもプラスアルファです。
コロナ時代の今はストレスなく過ごせるのが一番大切!
お肌と相談して、自分に最適なスキンケアを見つけてみて下さい!
ご購読ありがとうございました。
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